
ニュースを拝見して書いています。某イベント会場で焼菓子を販売して商品に問題発生しているとのこと。炎上もしているとか。

少し前ですがアフターグロウチョコレートも1年間保存した板チョコレートを検査機関に出しました。
結果は「問題無し」
味も見た目も問題なく、逆に美味しく食べることができました。
(チョコレートは適切に保存することで「熟成」のような概念がありますが、この話は別で)
※ちなみに「賞味期限」と「消費期限」は違うものです。チョコレートの場合は水分がほぼ無い酸化しにくい油分ですので、腐りにくく「賞味期限」を採用しています。板クラフトチョコレートの場合、賞味期限は半年〜2年ほどの設定されているようです。ゆっくりと安定した6型結晶へと移行することでチョコレートが変化(劣化ではありませんが)していってしまいます。(口溶けが悪い、表面にブルームなど)
食品を製造、販売するということはとても気を使わなければいけないことが沢山あります。製造場所、温度、湿度、服装、器具、体調、材料の特性、製造方法、保存環境、パッケージングなどなど。
(個人的な話になりますが、衛生上、私は腕毛も無くしています)
今回のニュースは製造者の認識の甘さが問題になっているものだと思われます。菓子製造業務は認識が甘くても許可がおりてしまうことも問題ですが、それ以上に製造者はもっと責任を持って消費者と向き合うべきだと考えています。
「人の身体に入るもの」常に心に置いておき細心の注意を持って取り組みます。